CMC GROUPで、eスポーツを活用した新入社員研修を導入
チームビルディングに高い効果
CMC GROUP様は、長年にわたるコンテンツ事業によって培われた製品知識や業務知識のナレッジを活かし、幅広いサービスを展開、3期連続で最高益を更新し成長を続けられています。
木村情報技術が提供する、ビジネスで重要な「結果を出す」ための強いチームのつくり方を学ぶ「eスポーツを活用したチームビルディング研修」を導入された背景や、その効果をご紹介します。
導入の背景・経緯
- 社内外のDX推進を手がける会社として、新入社員を、会社を牽引するDX人財に育成したいと考えていた。
- 以前から、新入社員研修ではDXを意識した研修プログラムを立案・実行していたが、eスポーツを取り入れた新しい研修を知り興味を持った。
研修内容・スケジュール
研修は2日間行い、10名の参加者が5vs5のチームバトルゲームに取り組みました。
事前のヒアリングでは、10名のうち9名が「ゲームが好き」と回答。大多数がゲームに興味を持っていたものの、研修に使用したゲームタイトルの経験者は1名のみ、という状況でした。
本研修では、初心者でも直感的に操作しやすいゲームタイトルを選び、研修中は分かりやすい説明や練習を通じてサポートします。ゲームが得意ではない方や未経験者でも、安心して取り組んでいただけます。
※現在提供しているプランは1日で完結する内容に変更しております。
参加者アンケートの結果
参加者の約8割が今回の研修を「人に勧めたい」と評価
高い満足度(参加者の感想より一部抜粋)
- インプットとアウトプットの比重が良く、楽しく研修を学べた。午前中の座学の中でもワークが組み込まれていて、体感して学べる時間が多かった。
それに加え、午後はゲームを活用してコミュニケーションやPDCAサイクル・OODAループの練習も短時間で回せたので、ビジネスの考えや動きの良い練習となった。 - 「eスポーツで研修をする」と聞いて、初めは実際の業務にどう活用できるのかと不安だったが、PDCAやOODAなど、業務の上で重要なことについて知ることができた。
- ゲームをしながらPDCAサイクルやOODAループを体験することにより、記憶に残りやすいと感じた。楽しく学べることが1番の良い点だと思う。
フレームワークは堅苦しい印象があったが、ゲームと合わさることで内容の理解もスムーズだった。また座学やゲームだけでなく、ワークもあったため飽きることなく受講できた。
業務への効果を実感(参加者の感想より一部抜粋)
- 目先で起こることへの対処だけでは勝てず、チームでの連携で素早く対応できることが勝ちに繋がると感じた。そのためには俯瞰的な目線を得るために業務の知識を付けることや、チームでの共通言語を付けること、具体的から抽象的な考えに導くことで本質的な課題解決にたどり着くことなど大事なことがあると学べた。学んだ考え方は、現場で実践したいと考えている。
- ゲーム内でのコミュニケーションから、今どういう状況か自分から発言したり、仲間が今どういう状況なのか自ら情報把握しに行く行動が、役に立つと思った。
また、ゲームの大戦後のPDCA、振り返りの時間で、Cは問題点でAはその解決策という考え方が、分かりやすく今後の業務にも役に立つと感じた。 - PDCAサイクル・OODAループが印象的だった。「失敗したからダメ」と短絡的な考えに陥りがちだったが、「次はどうすれば勝てるか」を段階的に考えることができるようになり、成長を感じた。
業務以外にも研修による好影響が表れている(参加者の感想より一部抜粋)
- 昼休みに同期の社員とゲームの練習をするなど、コミュニケーションが増えた。また、先輩社員と研修で対戦するのも楽しく、距離が近くなった気がする。
- 同期社員と共通の目標をもって研修をすることができ、コミュニケーションがとりやすくなり、気軽に話すようになった。
- 同期社員とのコミュニケーションが増えた。プライベートの時間にも、ゲームの練習をするようになった。ゲーム内でチームと意思疎通ができたときは、団結力の高まりを感じた。プレイする中で、メンバーの性格が見えて、相互理解に繋がったと思う。
経営企画部 人財開発室
渡邉 様からのコメント
弊社は、積極的に社内外のDX推進をおこなっている会社です。新入社員にはこれから会社を引っ張る存在として、DX人財として育ってほしいという想いがありました。
そのための一歩として新入社員研修では、DXを意識した研修プログラムを立案し、実行していました。そして今回のeスポーツ研修については、木村情報技術様と弊社の経営層同士のミーティングにて「eスポーツをおこなってみよう!」という話題があり、実施に至りました。
個人的な見解としては、eスポーツと研修は、受講者がゲームに傾注してしまい、相いれないのではないかという懸念がありました。ところが、講師の雰囲気づくりにより、メリハリを持って研修は進行いたしました。
研修を進めていく中で、新入社員の言動が変わっていきました。自分から情報を発信するようになり、自分から情報を取りにも行くようになったのです。こういった行動変容は、重要だと言うのは簡単ですが、実感・実働させるのは難しいものです。それをたった、のべ2日間で気づかせたことについて、非常に効果のある研修であったと感じています。
結果、「チーム」として動くことの基礎作りができたと感じております。
【CORPORATE PROFILE】
- 社名
- CMC GROUP 株式会社シイエム・シイ
- 代表者
- 代表取締役社長 佐々 幸恭
- 創立
- 1962年5月25日
- 本社所在地
- 愛知県名古屋市中区平和1-1-19
- 事業内容
- Manuals & Knowledge事業
- URL
- https://www.cmc.co.jp/