【イベント事後レポート】メタバースプラットフォーム「KIMULAND」を活用した、学生と企業・官公庁のための体験交流会を開催

木村情報技術は2023年2月27日（月）、全国の学生と佐賀県の企業・官公庁が気軽に交流できる「メタバース体験交流会」を、自社オリジナルのメタバースプラットフォーム「KIMULAND（キムランド）」で開催しました。

当日は学生13人と企業8社、官公庁2団体に参加いただきました。メタバースを体験しながら、企業・団体の紹介や、グループに分かれ仮想空間での宝探しゲームを楽しむなどの交流を図りました。

概要

タイトル	学生と企業・官公庁のための「メタバース体験交流会」
日程	2023年2月27日(月)
プログラム	オリエンテーション、企業・官公庁紹介、宝探しゲーム、交流会
対象者	全国の大学院・大学・高専および短大の学生の方
場所	オンライン（メタバースプラットフォーム「KIMULAND」にて）
主催	木村情報技術株式会社
協力	国立大学法人佐賀大学　キャリアセンター
参加企業・官公庁 （五十音順）	株式会社コーユービジネス、佐賀県庁、株式会社 佐賀新聞社、ジョブカフェSAGA、損保ジャパンキャリアビューロー株式会社、田島 株式会社、野中建設 株式会社、株式会社ヤマコ、木村情報技術 株式会社、...他

参加学生の感想（アンケートより）

「今回のイベントはいかがでしたか？」

「参加した感想」（一部抜粋）

• 日常のような感覚で話せた点が良かった。
• アバターを通した交流のため、とても話やすかった。
• メタバースの世界の作り込みがすごかった。顔が見えなくても、アバターがあるからか、話しやすさがあった。
• 宝探しゲームで、企業の方と楽しくお話できた点が良かった。
• 企業の方々と気軽にお話ができたところが良かった。

参加企業・団体 ご担当者の感想

「今回のイベントはいかがでしたか？」

「参加した感想」（一部抜粋）

• 顔出し不要ということで、交流会では学生が遠慮することなく、ざっくばらんに質問や話ができる雰囲気がつくれた点が良かった。
• アバターでの交流は新鮮でとても楽しかった。初めてのメタバース空間で始めは上手くアバターを動かせなかったが、それも笑いにできるところも楽しかった。
• リラックスした雰囲気で学生とコミュニケーションがとれた。
• 初のメタバースでどうなることやらと思いましたが、大変楽しく過ごせました。直接顔を合わせない分、気兼ねなく話ができて、企業と学生との垣根がすごく低かったように思います。たくさん笑いました！
• また参加したいが、（「KIMULAND」のアプリを）インストールする壁が高いため、どちらとも言えないと感じた。

国立大学法人佐賀大学　キャリアセンター　ご担当者のコメント

今回のイベントには、佐賀大学キャリアセンターが取り組む企業等との協働型キャリア教育プログラム「キャリア・アクセラレーションプログラム」の一環として協力をさせていただきました。コロナ禍で"体験的な学び"が制限される中、実物に触れたり使ってみる体験は、キャリア形成の観点から非常に重要なことであると考えられます。

「KIMULAND」は、メタバースの先端技術を活用したサービスであり、それらに触れられる"体験"は参加した学生にとっても非常に貴重なものであったと推察します。同時に、メタバースの教育分野での利活用も急拡大しており、引き続き教育分野におけるメタバース空間の利用について木村情報技術さんと進めていければと考えています。

（佐賀大学キャリアセンター
　准教授　山内 一祥 様）

木村情報技術株式会社　担当者コメント

今回の体験交流会は、佐賀大学キャリアセンターと佐賀県内の企業・官公庁の皆さまのご協力のおかげで、開催が実現しました。関係者の皆さまには心よりお礼申し上げます。

プログラムを通して工夫した点としましては、アバター同士だからこそ可能な、動きのある共同作業を取り入れたことがあげられます。プログラムの一つの宝探しゲームでは、学生と参加団体の人事担当者が、「KIMULAND」内でお互い声を掛け合いながら作戦を練って楽しまれている様子が見られました。

その後の交流会では、仮想空間上に参加団体それぞれの部屋を設け、学生と面談できる時間を取りました。また、ちょっとした空き時間には参加団体の担当者同士がアバターで集まり、雑談される様子も見られました。このように何気ない雑談が気軽に行えることも、メタバースならではのメリットだと感じました。

今回の体験交流会では、「KIMULAND」内でのコミュニケーションや共同作業により、参加者の皆さまからは高い評価をいただくことができました。このような、オンライン上で動きのあるコミュニケーションを重視したプログラムを実施することは、従来の Web 会議システムでは対応が難しいことです。参加者の皆さまには、新しい体験を提供することができたのではないかと考えています。

改善点としては、当日の会場への案内やオペレーションの部分があげられます。メタバースでのイベントにおいても、リアルのイベントと同様に参加者の誘導や案内看板が必要です。よりスムーズに気持ちよく参加いただけるよう、今後さらに工夫が必要だと感じました。

おかげさまで参加者からは、アバター同士のため緊張せずに話ができた、など嬉しい感想を多くいただきました。今後も、採用活動に「KIMULAND」を活用していきたいと考えています。

（管理本部 人事総務部
採用チーム　田中 勝憲）